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干し野菜はとってもおいしく、うれしい食べ方

野菜のいろんな食べ方

野菜というと生のものをそのまま食べるとか、茹でたり焼いたりして頂くという機会が多いと思います。でも野菜には他にも食べ方があるんです。
それは“干す”という方法。

生野菜には生野菜の良さがありますが、干した野菜、いわゆる“干し野菜”にも良さがたくさんあります。今回は干し野菜にはどのようなメリットがあるのかについてご紹介したいと思います。

干し野菜にダントツで含まれる栄養素

干し野菜

干し野菜には生の野菜よりもダントツで含まれている栄養素があります。その栄養素とは“ビタミンD”です。なぜ干し野菜には生野菜よりもビタミンDが多く含まれているのかというと、その秘密は干し野菜の作り方にあります。

干し野菜は収穫した野菜を太陽に当てて作りますが、太陽には人間が生きていくのに必要な栄養素のひとつであるビタミンDが含まれています。
ビタミンDは健康な骨の生成には欠かせない栄養素です。骨の健康にはカルシウムを摂れば良いと考えがちですが、骨の健康にはビタミンDの役割も大きいのです。
ビタミンDは体内のカルシウムの吸収を助ける役割をしていますし、体内で古くなった骨を壊して吸収し、新しい骨を作るという骨の新陳代謝を良くする働きもしてくれています。

お子様の成長過程や、年齢を重ねるにつれて心配される骨粗鬆症予防に対してもビタミンDを積極的に摂ることが大切だと言われていますから、干し野菜は骨の健康には欠かせません。

実は最近の研究では風邪やインフルエンザの予防対策にも、ビタミンDは良いと言われています。体の免疫力アップにもビタミンDが活躍してくれるようです。
冬は日照時間が短くなるので、太陽に当たる機会も減ってしまいますよね。太陽に当たる機会が減るということはそれだけビタミンD不足になりやすくもなるのです。そんな時に太陽の光を浴びてビタミンDをたっぷり含んだ干し野菜は、冬のビタミンD不足の補給に役に立ってくれます。

旨味が凝縮され、栄養成分アップも

野菜は干すことによって水分が抜けていくので、その分野菜の旨味が凝縮されます。野菜に含まれるアミラーゼは干すことで活性化されるので、甘みが増すとも言われています。野菜によっては干すことで栄養成分がアップすることもあるんですよ。

生の野菜では量を食べることが難しいですが、干した野菜なら生野菜以上の量を摂取することもでき、その分食物繊維も多く摂取することができるので、便秘解消にも効果的です。

生野菜も美味しいですが、干し野菜だからこその美味しさとメリットもあります。
まだ試したことがないという方は、ぜひ干し野菜も食生活に取り入れてみて下さい。

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