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野草レシピに挑戦 「つくしのふりかけ」は春の香り

春の山菜「つくし」

山菜つくし

「つくし」といえば春の象徴。
3月中旬〜4月中旬、東北や北海道では5月初旬くらいの時期になると、にょきにょきと生えてくるつくし。食べた事ありますか?すごくカルシウムが豊富で、花粉症にもよいそうです。
「つくし」は春の野草のなかでも、食べる機会が少ないかもしれませんね。
「子供の頃、摘んだつくしを母親が卵とじにしてくれた。でも好きじゃなかった(笑)」
何ともいえないほろ苦さは自然が恵んでくれた春の美味。子供さんはちょっと苦手かもしれませんね。そんな故郷の思い出話を聞いて、季節の味に恵まれた、たいへん豊かな人生だと思いました。

つくしを取り寄せて野菜レシピに挑戦

つくしおにぎり

「つくし=春」といっても近頃の都心ではあまりみかけないもの。日当たりの良い土手や、原っぱにあるかも…と、宝探しのごとく、多摩川の土手を探してみましたが…残念!———時代は便利です。そこでお取り寄せしてしまいました。作ったのは「つくしのふりかけ」これなら子供も美味しく食べる事が出来ます!

「つくしのふりかけ」の作り方

つくしのふりかけの材料

材料…つくし、胡麻、あおさ(あおのり)、ワカメ、塩
分量…炒ったつくしとだいたい同量。塩は半量

つくしのふりかけ作り方

1.つくしを洗って蒸し器で1分くらい蒸す。
2.1を重ならないように広げてお日様に丸一日干す。
3.からからになったつくしを炒る。
4.胡麻、あおさ(あおのり)、ワカメ、塩もそれぞれ炒る(※)。
5.3のつくしをブレインダー等で粉砕する。(またはすり鉢でする)
6.5に4のそれぞれを入れて、さらに粉砕する(またはすり鉢でする)

つくしを乾燥させます

(※炒るについて…胡麻などを炒る時は、一般的には片手鍋を使用します。胡麻を鍋に入れたら中火弱の火加減にし、ゆっくりと杓文字でまぜます。胡麻に熱が加わると焦げやすくなるので、絶えず鍋を振り続けます。ふっくらとして香ばしい香りがしてきたら完成。熱が加わりすぎないようにすぐに別の容器に移します。)

玄米ご飯に混ぜ込んで握れば、春の香りのおにぎりになりました。「つくしって食べれるんだね」と言って、子供も野草を喜んで食べてくれます。

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