センスが光る!さつまいもの弦(つる)でリース作りに挑戦
食後はみんなでお話をしたり、ハウスの外でたき火を囲んで焼き芋を焼いたり、ゆっくり過ごしていると‥「そろそろリースの材料を取りに行きますよ~」と細渕さん。満腹で眠たい大人たちを置いて、子どもたちを中心にリースの素材となるさつまいもの弦(つる)を採りに裏のおいも畑に繰り出します。
「なるべく長いものを選んでくださいね~」絡まって生えている弦をみんなでうんうんひっぱること15分。たくさん材料がとれました!

いざ、ハウスの中でリース作り開始です。
長い弦を2~3重の輪にして、残りの部分をその輪の周りにくるくる巻きつけてリースの土台を作ります。文にすると単純そうですが、これがなかなか奥深い‥大きいの、小さいの、太いの細いのと個性あふれる土台ができました。さらに木の実や葉っぱを使ったデコレーションにさしかかると、みんなの個性が大爆発!お互いのリースを見せあいながらわいわいがやがや、最後にはみんな素敵な作品を完成させていました。このさつまいもの弦、リースだけではなく、籠なども編めるそう。
前編のお昼ごはんの写真に、素敵な籠が写っています。
最後は音楽!畑ライブで芸術の秋を満喫

完成したみんなのリースがハウスのあちこちに掛けられてとってもいい雰囲気の中、風の色のお二人の畑仲間、宮内さんのギターの生演奏が始まりました。ギターの音色と歌声を聴きながら、おやつの時間です。
ベジラボさん特製のにんじんケーキとプリン・焼き芋・みかんがずらりとテーブルに並び、どれからいただくか迷ってしまうくらい‥にんじんケーキのにんじんはもちろん風の色の畑でとれたもの。味が濃くてとってもおいしい!ついついもう一つ、と手が伸びてしまいます。にんじんが苦手なお子さまも、これなら何個でも食べられそうです。

おいしいおやつを頬張りながら音楽に耳を傾けるゆったりしたひと時。お腹いっぱいでついうとうとする方も(なんて幸せ!)。時折畑を吹く風がとっても気持ちよい、贅沢な時間でした。
おわりに‥畑を通じてできたつながりを大切に

風の色の今村さんと細渕さんは、年齢もキャリアも全く違います。そんな二人が畑を通じて出会い、農業をはじめました。
女性二人で行う農業は、体力の問題などたくさん難しいことがあります。新規就農は決してやさしいことではありません。でも、二人は野菜を食べてくれるお客さんと、支えてくれる地域の人、畑や野菜を通じてできた関係を大切にしながら、一歩一歩、農業を続けています。

「このひとの野菜を宅配で食べたい」「このひとに野菜を届けたい」
そんな関係づくりを、curafulはお手伝いしています。
ぜひ、畑や野菜を通じて、思いも味もぎゅっとつまった野菜を届けてくれる、とっておきのかかりつけ農家さんに出会ってくださいね。