男爵を使った朝ごはんやおつまみに活用できるポテトサラダ
ご家庭のキッチンに必ずといっていいほど、常備されているじゃがいも。
すこしごつごつして丸みを帯びた男爵、すっとした楕円形に近いメークインが馴染み深い品種。その他にも今では、各地で個性的な品種が生産されています。栄養的には、糖質、カリウム、ビタミンC等が豊富。なかでも、ビタミンCはイモ類のに含まれるでんぷんに守られているので加熱しても壊れにくい特徴があります。ビタミンCは免疫力をアップする効果があり、これからの季節、紫外線対策としても効果を発揮してくれます。今回は、代表的な品種の男爵を使用した、朝ごはんやおつまみに活用できるポテトサラダのレシピをご紹介します。
ポテトサラダのレシピ
まず、じゃがいもは皮を剥き、4つ切りにします皮をむき変色を防ぐために水にさらしておきます。鍋にじゃがいもを入れひたひたの水で煮ていきます。ほぼ柔らかくなったら、にんじんのイチョウ切りを加え、じゃがいもに竹串をさして中心まで柔らかくなっていれば熱湯を捨て、粉ふきいもを作る要領で水分をとばします。
ボールにじゃがいも、にんじんを入れて、熱いうちに酢・塩・こしょう・オリーブ油で下味をつけます。ゴムベラなどでじゃがいもをつぶしながら、混ぜ合わせ、粗熱が取れたら、玉葱・きゅうりの薄切りに塩をして絞ったものを加え、マヨネーズも加えて混ぜ合わせます。
ポテトサラダは作り置きでアレンジ
冷蔵庫で3~4日は日持ちします。 調理器具・容器は清潔なものを使用するのも長持ちさせる秘訣です。作り置きを使って、朝ごはんやおつまみに。
ロールぱんにはさんで朝ごはんに。もちろん、食パンに挟んでサンドウィッチにするのもおすすめ。
グリーンの葉野菜と盛り付けて、くるんでおつまみに。ブラックペッパーを効かせて大人味に。具材は、お好みのものを入れるとバリエーションも豊かになります。コクやボリュームを出したい場合は、ハムの他にも、ゆで卵、チーズ、ツナ、ベーコンなどなど・・・、さわやかでフルーティな味わいにしたい場合は、レーズンやリンゴ、柑橘等を加えても。マスタードや和からし等を加えて少しスパイシーに。よかったら、オリジナルのポテトサラダの味をみつけて、食卓に彩りを添えてみてください。
写真・文:三木れいこ/フードコーディネーター