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葉と根は違う栄養価。 ラディッシュは小さくても栄養◎!

二十日大根の名前の由来はなに?

サラダのアクセントや野菜ディップに入れると彩りがいっそう華やかになるラディッシュ。丸くころんとした形、紫がかった赤い色、スライスすると透けるような白と赤のコントラストがとても奇麗です。ルックス良い女子ウケする野菜ですよね。

さてこのラディッシュ、カブに似た形ですが「二十日大根」の英名で、大根の仲間です。葉をみてください。大根の葉と同じ形をしていますよ。なぜ〝二十日〟なのでしょう?その名の通り二十日から三十日程で育ち収穫できるからです。
こんな小さなラディッシュですが、葉と根で違った優れた栄養価があります。

二十日大根

見逃せない!ラディッシュは根より葉が栄養豊富。

[葉の部分]
○鉄、ビタミン B1・B2・C、カルシウム、β-カロチン…葉の部分は緑黄色野菜。ビタミン、ミネラルを含んでいます。ビタミンCにいたっては根の部分よりも多いそうです。独特の香りがありますが、若い葉ならレタスなどの葉野菜とサラダに混ぜたり、また少し硬ければ茹でたり炒めたりして(おひたしやお味噌汁など)余す事なくいただきましょう。

[根の部分]
○アミラーゼ(別名:ジアスターゼ)=消化酵素…消化を助け、胃腸の働きを促す(胃酸過多、胃もたれや、胸やけなど)に効果があります。料理の付け合せのラディッシュは理にかなったことですね。
○ビタミンC…皮の赤い部分に特に多く含まれているビタミンCです。ビタミンCといえばウィルスへの抵抗力をつけたり、美肌効果の高い成分 。身体では作り出せず、またストレスなどでも失われがちな成分なので、丸ごと食べて補給しましょう。

ラディッシュは家庭栽培向き。フレッシュな生の美味しさを丸ごと味わいたい

らでぃっしゅを家庭栽培

ラディッシュの栄養成分は、基本的に大根と同じです。切ったり皮を剥いたりしない、葉っぱもそのまま食べれるので、大根より手軽に効率よく栄養が摂れそうですね。
栽培は真夏をのぞいて3月から10月くらいが適しています。手入れも難しくなく短期間で育つので家庭栽培にむいていますよ。フレッシュな生の美味しさを丸ごといただきましょう!

大根と二十日大根

文・写真・イラスト/ほしまさみ

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